先日、営業担当の方から話を聞いておりましたら、製品を納入している現場から新製品に関する要望があるそうですね。社長さんのお話では、工事用部品や材料は既に成熟産業であり、「新製品など考えられない」とのご意見でした。しかし、思わぬところに新製品の要望があるものです。
営業担当者は、現場を回って、工事業者の声を直接聞いています。その中に新製品のヒントがあるのです。他の営業マンは、わずらわしいので、「新製品などとんでもない」という意見も最初はあるかもしれません。しかし、工事現場では、どこでも同じような不都合を感じているものがあるのかもしれません。
現在どの建設工事現場でも価格競争が厳しくなって、コストダウンが要求されています。できるだけ工事期間を短縮したいのです。手間をかけずに工事を進めたいのです。工事現場での不都合を少しでも解決できる部品や材料があれば、助かるものです。当分の間、毎月一度、現場の声を検討する商品企画会議を開催して見ませんか。新製品が見つかるかもしれません。
確かに新製品の開発には、ある意味の「センス」を必要とします。最初は商品企画会議という名称に抵抗があるかもしれません。しかし、やってみなければわかりませんね。商品企画会議というような大げさなものでなくても良いのです。「現場の声を検討する会」でも「現場の声を反映する会」でも良いのです。
現場の方々が、御社の新製品に目を留め、一度担当される方が「現場の声を聞いてくれる」とわかれば更に意見を出してくれるようになります。味を占めると「このようなものはできないか」とアイディアを出してくれるようになります。このような言葉が会社の中でどんどん通用するようにしたいものです。
新製品は、製造部門を持つ御社にとって大変有利になります。御社でしかできないサービスです。既存の製品を製造に加えて、新製品開発は、社員にも新しい夢と希望を与えるきっかけになります。SWOT分析した結果では、御社の「強み」は、製造部門を持ち、現場と直接コンタクトすることができることでした。この強みをぜひ生かしたいものです。開発費用もそれほど大きく必要としないようです。ぜひ試してみてください。 |