最近訪問販売で「今の電話がつかえなくなる」とか「電話代が安くなる」と言われて電話機をリース契約してしまったと後悔しておられる社長さんが増えています。1回の支払いが少なくて良いし、不要に成ったら解約すれば良いと勝手に解釈して安易に押印してまったケースです。必要な期間だけ使用していつでも自由に返却(解約)できるレンタカーのように誤解していたのです。
リース契約とは、使用する人が選んだ物件を、リース会社が代わって購入し、それを使用者に貸し出すことです。使用者は、リース期間中、物件価格・金利・諸税・保険料等を含めた全ての代金をリース料として支払うことになります。契約期間は、5年とか6年の長期間が普通です。レンタル制度では、レンタル会社の所有するリストの中なら、使用者が必要な設備を選び、借用します。契約期間終了と同時に機器は会社に返却します。契約期間は通常短く、途中解約することもできます。
このようにリース契約とレンタルシステムは、似ていますが内容は大分異なるのです。リース契約は、原則解約できないと思ってよいのです。途中解約すると「こんなに高額?」と思うほどの金額を請求され驚きます。5年とか6年とか、長い契約期間の金利も含まれますから当然そうなります。
訪問販売で契約するのはほとんどがリース契約です。訪問セールスは、このような不利になることは、できるだけ使用者に説明を避けようとします。中には脅しをかけてリース契約させる悪質なセールスもいると聞きます。彼らは、販売(契約)してしまえば集金の心配もありません。集金は、リース会社がやってくれるからです。
リースは、確かに1回の支払いは少なく、購入の事務的な手続きも省くことができます。機械設備が古くなり、契約期間終了すれば返却し、新しい機械を入れ替えて契約しなおせば良いのですから陳腐化の心配もないというメリットもあります。
途中解約することが考えられる場合には、リース契約してはいけないのです。たとえば工事現場などで工事期間が2年とか3年に限定されている場合には、その期間でのり−ス契約にすればよい。少し条件が悪くなることも考えられますがやむを得ません。
また、電話機やコピー機などの機器は、最近大変安く購入できるようになりました。通常、1年間の保証期間もありますし、工事も販売店がやってくれます。リース契約は、間違いなく契約期間使用するかどうか十分検討し、メリット、デメリットをよく検討したうえで行いたいものです。 |