昨年から、直接面談や電話にて多くの社員の方々に話を聞いてきました。直接会って、ヒアリングしてみますと多くの従業員が社長の強いリーダーシップを待っています。
御社は、社長が営業本部長以下に「任せたからがんばってほしい」といって経営状態が回復する段階ではないのです。社長自ら、リーダーシップをとって意識改革を行い、経営革新をしなければならないのです。
今更社長さんに申し上げるまでもありませんが、リーダーとは、文字通り組織を目的に向かってリードする人のことです。淡々と大過なく会議の進行する役目ではありません。躊躇する社員を叱咤激励して難関を突破するリーダーシップがほしいのです。そのためには、日頃からリーダーシップを発揮しやすい組織や環境、風土を作る必要があります。それには、常日頃の社内の人間関係が最も大切で、何気ない会話のやりとりや決断の中にリーダーシップ発揮の土壌ができていくのです。
中小企業経営においては、大企業ではマネできないような俊敏な経営が強い武器となります。俊敏な経営には、社長の強いリーダーシップ以外に適切な処方箋はないのです。そのためには、社長が思い通りに一糸乱れぬ動きをする組織を作ることです。社長の好きな部下と仕事をして、社長が望むように働いてもらい、社長が望むような結果を出せるように組織にすることです。それには社長がリーダーシップを発揮できる組織を日頃から作らなければならないのです。これこそが社長の仕事、社長の責任なのです。
今期になってからの販売高や利益率の推移を見ておりますと大変厳しいようです。本来もっと販売・利益共に大きく伸びる予定でしたが思うように伸びていません。毎年上半期は販売が少なく、下半期に好調になって計画を達成すると伺っておりますが、前半期のマイナスは予想以上に悪いようです。このマイナスを後半期で挽回するためには例年以上の努力と実行力が必要です。昨年以上の知恵と工夫で下半期の追い込みを実現しなければならないのです。
現在の市況を見ても上半期のマイナスをカバーする良い材料は見当たらないようです。営業社員の行動を見ても、特別な対策もしていないようです。今週中には、前半期の販売及び利益の確定と後半期の販売と利益の見通しを出す必要があります。その見通しを基に後半6ヶ月をどのようにするか対策を出さねばなりません。
全社員が意識を変え、目の色を変えて挽回を図ることが必要です。従業員の皆さんは、社長さんの厳しいリーダーシップを待っています。
今あまり使われない言葉ですが「Z旗を揚げて」叱咤激励し、成果に結び付けたいものです。 |