| 社長さん! 売上金額を増やす一つの方法は、売るものを増やすことです。この活動は、どの企業にもできることです。まだ世の中にない新製品を開発することは実に大きな労力が必要となります。これは開発要員がたくさんいる大企業でも難しいことです。中小企業にとってもそれが出きればよいのですが限度があるでしょう。 |
| 御社にとっての新製品開発は、そのようなものではなくてよいのです。営業担当者が取引先を回っている際に聞き込んだ「このようなものがあれば良いのだが」「このようなものできない?」というような工事現場での「さりげない言葉」をヒントにした自社の製造可能な関連商品です。大きな発明でもないのです。営業担当者だけでなく、社員が製品を納入に行ったときに耳にはさんだ苦情や要望だって貴重な新製品のヒントになります。取引先が困っていることを支援する製品はすべて新製品と考えます。 |
| このためには常に新製品を開発しようとする意欲とセンスは必要です。毎週の定例打ち合わせのときに、又は、毎月一度でも良いですからこのための会議を持ってはいかがでしょうか。最初はうまくアイディアがまとまらないかもしれませんが、その時間を設けることで情報を集める習慣もできます。センスも磨かれてきます。それを大切にしたいものです。 |
| 意欲とセンスを磨くことによって毎日でも新製品を出す可能性も出てきます。 |
| 50人や70人の企業でも毎日のように新製品を出す会社だってあるのです。「そんな会社は特別だ」と決め付けないであまり無理のないところからはじめては如何でしょうか。「うちにはそのように気の利いた人はいない」「そんな能力のある人材はいない」と言わずに試してみてください。 |
| 新製品を増やせばその中に貴重な価値あるものがだんだんできてきます。それがいずれ企業の経営の柱になる可能性もあります。単に相手先からの注文だけを聞いて取引するのではなく、こちらからアイディアを提供できる企業に脱皮することも視野に入れたいものです。 |
| 社長さん! 社内で新製品開発競争をしてみてはいかがですか。 |
| 2007.6.3 |
| 中小企業診断士 加藤文男 |