| 社長さん、毎日忙しそうに動き回っていますが、お体の調子はいかがですか。 |
| お聞きするところでは、夜遅くまであちらからこちらへと動き回っておられるとのこと、会議や会食の連続で大変でしょう。業界団体へのサービスも忙しそうですね。「地域への貢献も大切」と地域の会合にもこまめに出席しておられるようです。その上、趣味のゴルフもスケジュール表いっぱいだそうですね。 |
| さて、現在のところ会社の売り上げはそこそこ維持されていますが問題が出始めています。3年前までは、御社の売り上げのほとんどを社長さんがとってきたものでした。今は、営業担当者がそれを引き継ぐ形でフォローするだけです。新しい取引先が増えておりません。新しい取引先の話も確かにありますがそのほとんどが単発的で継続注文に結びつかないのです。 |
| 財務関係は、ほとんどCさんに任せきりですね。まあまあ利益が確保されていますが、景気回復の状況にあるのに利益の増大に結びついておりません。このまま景気後退の状態になれば、注文が減少し会社も危うくなります。 |
| 営業マンも、社長さんと同じように忙しそうに飛び回っているようですが、販売拡大につながっていません。お客様から宿題をいただいてその回答や処理に忙殺されていますが、それだけで売り上げのこれらのお客様からの注文も増大に結びついていないのです。営業マンはただ忙しく、また、お客様が喜んでくれるのでそれだけで満足しているようです。営業マンには、社長さんから「売りに結びつく営業」を直接厳しく指導してください。 |
| ある取引先にて社長さんの話を聞く機会がありました。社長さんは、よくこられますが、趣味の話ばかりだそうですね。話がとてもお上手でおもしろいので息抜きにはなっているようです。忙しいところにこられるとお断りできずに迷惑に思われているところもあるということも聞きました。これでは先が思いやられます。 |
| 社長さん! ただ忙しそうに飛び回るだけで仕事をしているつもりにならないでください。社長さんは、忙しそうにダイナミックに動き回っているので社員は誰も本当のことをいえないでいます。社長さん本来の仕事をしてください。3年前の気持ちに戻って会社の仕事をし、従業員を厳しく指導してください。 |
| 2007.1.28 |
| 中小企業診断士 加藤文男 |