| CS(顧客満足)という言葉は、もう誰でも知るようになりました。しかし、企業の中では、営業が顧客向けに、そして、社内から従業員向けに使われているきらいがあるようです。 |
| 社長さん。あなたの会社の資材部門のCSの状況を知っていますか。忙しそうに、偉そうにしているだけで人の話を聞こうともしないのを知っていますか。新しい素材の情報を提供しようと思っても話すチャンスもないことを知っていますか。 |
| 御社の資材担当者は、納入業者が自分の所に売り込みに訪問してくるのが当然と思っているのです。そのくせ人の話を聞こうとしていないのです。もうその時代は終わっているのです。CSなど自分のところとは関係ないと思っているようです。 |
| 中小企業でもどんどん新しい機械設備を導入しています。社員の意識も変わっています。中小企業でも営業担当者は大変勉強しているのです。勉強しないと他社に負けてしまうからです。変わっていないのは、製造会社の資材部門や購買部門の担当者だけではないでしょうか。 |
| 話があるときには、値下げ要求でも呼びつけるだけです。実際資材担当者を訪問しても、一方的に話すだけでおしまいです。次から次へとくる来客のためにじっくり話を聞いてもらえないのが実態です。資材担当者も購入相手先を定期的に訪問してその企業の実態を良く聞き、工場を観察してほしいのです。訪問したときくらいその企業に気を集中させてほしいのです。 |
| 今の状態が続きますと原材料の情報の窓口である資材部門の傲慢さと怠慢で遅れをとることになりますよ。確かに、IT時代といわれてEメールや電話で効率的に業務を処理することが重要になってきています。それだけに人間関係を大切にしないと入るべき情報も入らず遅れをとる結果になってしまいます。このような担当者に限ってなぜ早く言ってくれなかったのかと後で文句をいうのです。 |
| 社長さん。もう一度基本にかえって購入先のCSも考える時期にきています。どうか社員の行動を良く見て、営業の客先だけでなく、資材の客先のCSにも関心をはらうようご指導ください。 |
| よろしくお願いします. |
| 2007.1.18 |
| 中小企業診断士 加藤文男 |