| 先日、「経営理念を制定しましょう」と手紙を差し上げました。その理由もいくつか書いておいたつもりですがご質問がありましたのでここで整理しておきたいと思います。ご参考になれば幸いです。 |
| まず、社長や経営層にとっては次のようなことが言えるでしょう。 |
- 経営者の会社経営の想いを表現し、従業員、顧客(購入先、販売先)などに伝える手段です
- 同じ価値観を持つ優秀な人材を集める手段となります
- 従業員との価値観の共有手段になります
- 自分のビジョンや行動規範の表現手段になります
- 経営自ら迷ったときの羅針盤になります
|
| 次に従業員にとって |
- 日常の活動の行動規範となります
- 上司や社長がいない場合、迷ったときの判断基準になります
- 社長及び同僚との価値観の共有手段となります
|
| 社外に対しては |
- 企業の経営姿勢を伝える手段です
- 企業イメージを高める手段となります
- 企業の経営の信頼性を高める手段となります
|
| 経営理念を制定し、発表することにより、「人を騙してでも注文をとれ」とか「談合してこい」などとも言えなくなるはずです。経営理念を制定し、掲示することにより、社長自身や従業員の悪いことへの自己規制が出てきます。 |
| 次に、経営理念を機能させる条件を上げておきます。 |
- 経営理念は経営者の信条を簡単に表現すること
- 具体的な行動レベルで表現すること
- 社長の行動と連動させること
- 社内の目に付くところに大きく掲示すること
- 浸透させるために常に研修で伝えること
- 毎日朝会や朝礼で伝えること
|
| 経営理念を制定しても大切にファイルしては効果がありません。制定に際してご相談があればいつでもお手伝いします。ご用命ください。 |
| 2006.7.15 |
| 中小企業診断士 加藤文男 |